もぐらコロッケ共食い編の結末がとんでもなく怖い!話をまとめて考察してみた!

もぐらコロッケ
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ナガノ先生が描く「もぐらコロッケ共食い編が怖い!

ナガノ先生といえば、「ちいかわ」の作者として知られていますが、「もぐらコロッケ」という人気作品も世に生み出しています。

これがまた、何ともいえない恐怖作品で…

もぐらコロッケ」の中でも、考えれば考えるほどゾッとするのが共食い編!

今回は「もぐらコロッケ」共食い編のお話をまとめてご紹介した上で、もぐらコロッケが犯した過ちや今後について徹底的に考察していきます。

愛らしいもぐらコロッケから見える、欲望と葛藤が深い…

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もぐらコロッケ共食い編の結末は?お話まとめ!

では早速、もぐらコロッケ共食い編のお話をまとめていきましょう。

もぐらコロッケとは、もぐらのように見えるコロッケのキャラクター。ハッキリした日本語は喋らないが、群れになって生活している。

もぐらコロッケ、コロッケの味を知る

ある日、もぐらコロッケがお買い物中、行列を見つけて思わず並んでしまったのが、ことの始まりです。

何の行列かわからないのに、何となく並んでしまうことってありますよね。

行列の先には、まさかのコロッケ!

いろいろと考え込むもぐらコロッケですが…

一気に平らげてしまいました。

これって、、共食い??

ひょんなことで、コロッケの美味さを知ってしまったもぐらコロッケは、頭の中がコロッケいっぱいになってしまいます。

え…この咀嚼音は…!?

仲間を食べてしまったのですね…

これぞ、本当の共食い…

しかも、もぐらコロッケにとって天敵であるネズミの仕業に仕立て上げてまでいます。。

頭を食べられたもぐらコロッケは、何とか修復してもらい、本人も新しい髪型を気に入っている様子。

とりあえず、ホッとしていますが…これからどうなるのでしょうか?

もぐらコロッケの歌を通して、コロッケの旨みを思い出している(笑)

目がイってしまっているのが心配ですね…

お次は、少し場面が変わって、もぐらコロッケが折り紙をしていました。

折り鶴がうまく折れずにイライラするもぐらコロッケ。

そんな様子を見かねて、別のもぐらコロッケが見事に鶴を完成させます。

自分はできなかったのに、他人が成功すると、何だかちょっと心が乱れます。

そんな気持ちを食って晴らしている…ところを妄想していました…

共食いしたもぐらコロッケの精神状態がかなりやばいことがわかりますね。。

何をやっても、コロッケの旨さを忘れられないもぐらコロッケ。

汗だくになる禁断症状まで出ています。

ついに、コンビニでコロッケを買い、食べてしまいました。

いけないこと、そうわかっていても…やめられない(涙)

そんなもぐらコロッケに、またも共食いのチャンスが到来しました。

え、これ、また仲間を食べる気!?

食べた…!

そして、草陰から物音!!

共食いが誰かにバレてしまう!!!

そこに登場したのは、もぐらコロッケの天敵・ネズミです。

「共食いだ〜」と騒ぎ立てるネズミの口を封じながら、別の場所に移動するもぐらコロッケ。

ネズミと一体どんな話をするのでしょうか?

興奮するネズミに、「ガム的な感じでたしなむ用のきのみ」を差し出し、とりあえず落ち着かせることに成功しました。

もぐらコロッケは天敵であるネズミに、自身の過ちを語り始めます。

もぐらコロッケは、ネズミ相手でも自分の過ちを話せたことで、少し楽になったように見えます。

過ちを鼻で笑ったネズミは、反対に自分の実体験を語りました。

おそらくネズミは「自分も寝込みのもぐらコロッケを襲ったことがある」「その時のもぐらコロッケの味といったらめちゃくちゃ上手くて」「俺(ネズミ)とお前は同じことをやっている同志だな」なんて語りかけています。

しかし、それを聞いたもぐらコロッケは…

「お前(ネズミ)と自分(もぐらコロッケ)を一緒にするな!」と大激怒!

これまで天敵として敵対していた相手と、自分が同じだなんて受け入れることができなかったのでしょう。

次の投稿に、衝撃的な展開が待っていました。

いや、何なのこれ、怖い…

もぐらコロッケ共食い編のお話はこれで終わりを迎えました…

最後のシーンは特にメッセージ性が強いため、考察で深掘りしていきたいと思います。

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もぐらコロッケ共食い編の真相は?どうしても逃れられない…

さてここからは、もぐらコロッケ共食い編の真相と、もぐらコロッケの心の動きを考察していきたいと思います!

もぐらコロッケが犯した過ち

まずは、もぐらコロッケ共食い編の真相として、もぐらコロッケが犯した過ちを4つ解説していきます。

1 屋台のコロッケを食べた

1つ目は、行列に並び、屋台のコロッケを食べてしまったことです。

当初、もぐらコロッケはコロッケ屋の屋台であることを知らず、行列に並びました。

しかし、購入した際には自分が持っているものはコロッケであるとわかっていたはず。

どうしてもぐらコロッケは、共食いになることを知ってコロッケを買ってしまったのか…

その理由は「もぐらコロッケの歌」に出てくる「外はサクサク、中はしっとり、おいしくて〜」の歌詞にあります。

そう、もぐらコロッケはこの歌を通して“コロッケは美味しい食べ物である”と知っていました。

そして、いけないこととわかっていながら、「ちょっと食べてみたい」という欲望を抱えていた、それが偶然屋台に並んだことをきっかけに、欲望の栓が外れてしまった…

もぐらコロッケがコロッケを食べてしまった理由は、そこにあると考えられます。

2 仲間を食べた

2つ目の過ちは、仲間を食べてしまったことです。

コロッケの旨さを知ったもぐらコロッケですが、購入して食べる分には誰も困ることはありません。

静かにこっそり買ったコロッケを食べる…

それだけに留めていればいいものを、もぐらコロッケは自らの仲間をも食べてしまったのです。

それは欲望に耐えられなかったためです。

もう一度あの美味しさを味わいたい、今すぐに…!

そんな欲望に耐えることができず、もぐらコロッケは横で眠る仲間を一口…

とんでもなくエグい展開ですよね。

3 仲間を食べるイメージをした

3つ目の過ちは、仲間を食べるイメージをしたことです。

折り鶴の箇所ですね。

自分ができなかったことを簡単にやってのけた…

誰でも多かれ少なかれプライドが傷つきます。

負の気持ちを抱えたもぐらコロッケは「お前なんか食ってやるよ」というイメージをして鬱憤を晴らします。

コロッケを食べたい欲望と、プライドを傷つけた相手へ報復してやりたいという歪んだ感情が入り混ざったこの展開。

ゾッとする反面、人の感情の汚い部分を的確に描いた、素晴らしい表現でもありますね。

4 仲間を食べた(2回目)

4つ目は、またも仲間を食べてしまったことです。

1度犯した過ちを、2度もしてしまうなんて…

仲間を食べるなんていけないことだと、一度コンビニでコロッケを食したもぐらコロッケ。

それでもやっぱり、禁断症状は抑えられず、何度も過ちを繰り返しています。

この描写では、お酒や薬、ギャンブルなど、「わかっちゃいるけど、やめられない」ものを連想させる破壊力がありました。

そんな4つの過ちを犯したもぐらコロッケは、初めて他人(ネズミ)に目撃されたことで、別の感情が芽生えるのです。

もぐらコロッケ=ネズミ?受け入れられない葛藤

当初もぐらコロッケは、自分が犯した過ちを誰かに話すことができ、照れたような、解放されたような表情を浮かべていました。

しかし、ネズミが自分と同様のもぐらコロッケ捕食のエピソードを語ると態度が一変!

自分はネズミとは違う、お前と一緒にするなという怒りの感情が沸き起こってきます。

そして、ネズミと口論になったところ、ネズミがコロッケを食べるときの感情を顔で表現しました。

すると、もぐらコロッケには、美味しそうにコロッケを食べるネズミが自分に見えてしまったのです。

つまり、自分=天敵のネズミであることを自覚してしまった、ということ。

しかし、もちろん簡単に受け入れることはできません!

ネズミから離れ、自分の記憶を改竄しようと試みます。

「自分はコロッケの行列に並ばなかった」

「自分はコロッケを食べたが美味しくないと吐いてしまった」

「自分はコロッケとは違う“こねりやき”を上手いと頬張ったのだ」と…

もぐらコロッケの結末と今後が酷

もぐらコロッケは自らの記憶の改竄に一瞬成功したものの、ぼーと別の記憶が脳裏をよぎります。

それが、もぐらコロッケ共食い編の最終投稿であり、結末です。

「仲間を食べてしまい、見て見ぬ振りをした」

もぐらコロッケの脳裏にハッキリと焼きついた、本当の記憶です。

もぐらコロッケが仲間を共食いした事実は、どれだけ忘れよう、記憶を変えようと考えても、消えることはありません。

それに気づいたもぐらコロッケは、ゆっくりと仲間の元へと戻るのでした…

いや、、

こわっ!!

結末が怖いのと同時に、この共食いを犯したもぐらコロッケは今後どうなっていくのでしょうか。

おそらく自分の過ちを悔いる気持ち、それでもコロッケは美味しいという気持ちの葛藤が続き、さらに共食いは繰り返されていくのでしょう。

あぁ〜…ナガノ先生はなんて残酷なお話を描くんだ!!(涙)

だから、ナガノ作品を読み続けてしまうんでしょうね(笑)

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まとめ

今回は「もぐらコロッケ」共食い編のお話をまとめてご紹介した上で、もぐらコロッケが犯した過ちや今後について徹底的に考察しました。

  • もぐらコロッケが偶然コロッケを食べてしまい、旨さの虜になる
  • もぐらコロッケは仲間をも食べてしまった
  • 仲間を食べた罪悪感に苦しみつつ、コロッケを食べる欲望を抑えられない
  • 天敵であるネズミに全てを打ち明ける
  • ネズミに「自分と同じ」と言われ、受け入れられず激怒する
  • しかし、記憶を辿れば自分はネズミと一緒であることを自覚し、頭が真っ白になる

もぐらコロッケの共食い編、本当に恐ろしい内容でしたね。

ただ、これはフィクションであり、ノンフィクションのような内容だと感じました。

欲望を抑えられない感情って、合法的なものでもよくありますが(お菓子がやめられないとか)、何だかいろいろと考えさせられるお話ですよね。

もぐらコロッケには、こういったどうしようもない感情が入り混じった作品が多く存在します。

これからも、そんなもぐらコロッケを応援し続けたいと思います。

 

 

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