ちいかわの中でハチワレがよく歌っている「ひとりごつ」。
ギターを持って弾き語りした姿が何とも愛らしくて最高ですよね!
でも、「ひとりごつ」って単語…あんまり聞き慣れませんが、どういう意味なんでしょうか?
歌詞の意味も気になります!
今回はハチワレが歌う「ひとりごつ」について、タイトルや歌詞の意味について考察していきます。
アーティスト・ハチワレの作詞センスに脱帽ですよ!
【ちいかわ】ハチワレが歌う「ひとりごつ」の意味は?
では早速、ハチワレが歌う「ひとりごつ」のタイトルの意味をご紹介しましょう。
「ひとりごつ」は古語
「ひとりごつ」は古語で、
独り言を言う。つぶやく。
という意味があります。
清少納言の「枕草子」の中の「大納言殿参り給ひて」にも以下のように登場する言葉です。
「明け侍りぬなり。」と独りごつを
引用元:枕草子『大納言殿参り給ひて』現代語訳
「ひとりごつ」と聞いて何となく「ひとりごと」のことかな?と想像していましたが、まさか古語だったとは意外ですね!
ハチワレは古語を使ってオリジナル曲を作ったということになります!!!
なかなか渋いアーティストですね〜
「ひとりごつ」初登場回は?
ここで気になる「ひとりごつ」の初登場回をご紹介します。
ちいかわとハチワレが仲良くなってまだ間もない頃、この歌はちいかわの前で披露されました。
拍手しようとしたちいかわが「まだ曲続くんだ!」と真顔になる姿が可愛い!!
そして、何よりもポイントがハチワレの「なま…がわァき…」の表情です。
鼻の上のシワが猫特有のあのシワで、猫好きにはたまらないアップ!!!
その後の「ひとりごつ」登場回はいくつかあります。
ハチワレがお布団を洗濯するお話。
尻尾をダシダシッしてリズムを取りながら歌うこともあります。
ハチワレはノリノリなのに、ちいかわはこのダシダシの音が途中まで何の音かわからず、ビビっているところが何とも可愛いですよね〜
さらに、ハチワレが「ひとりごつ」をセルフ替え歌しているお話もありました。
「なんだ…もォ…昼かと…」
ってお昼バージョンになっています!!
ハチワレがこの歌と共に生きていることがわかりますね〜
アニメのエンディング曲に「ひとりごつ」
じつはこの「ひとりごつ」、フジテレビ系列「めざましテレビ」内にて毎週金曜日7時40分頃より放送されている「ちいかわ」アニメのエンディング曲でもあるのです!
ファンにとっては待望の音声化!
リズムもイメージ通りで評価が高い曲に仕上がっています。
ぜひ、実際にご確認ください!
【ちいかわ考察】「ひとりごつ」の歌詞の意味は?
さて、ここからは「ひとりごつ」の歌詞の意味について考察していきます。
「ひとりごつ」は独り言であることはわかりましたが、それ以外の歌詞の部分はどうなんでしょうか?
「ひとりごつ」の歌詞は?
では「ひとりごつ」の歌詞を見てみましょう。
作詞は「ちいかわ」作者のナガノ先生です。
ハチワレが考えたという設定のためか、のんびりした歌詞に見えますね。
ただ、普通に読むとよくわからない部分も見当たります。
歌詞の意味は労働者の日常?
ここから歌詞の考察に進んでいきましょう!
まずは前半、「なんだ、もう朝なのか!」と独り言とともに起きたシーンから始まります。
パンを焼き、バターを塗り塗り。
昨夜降っていた雨が上がったものの、地面は湿って生乾き状態です。
ハチワレは洞窟に住んでいるため、イメージは洞窟の前の土ですね。
中盤で、生乾きの地面には、変な足跡がついており、よく考えると昨夜に自分がつけた足跡であることに気づきます。
ここでポイントなのが、雨が降る前につけた足跡なのか、雨が降っている最中につけた足跡なのか、です。
私の考察ですが、きっとハチワレは雨の中、労働から夜遅く帰り、家(洞窟)の前にたくさんの足跡をつけてしまったのではないでしょうか?
そもそも、雨の前に足跡をつけても雨で消えてしまいますもんね…
そして、後半から曲調と共に場面も変わります。
キンと冷えてる缶カンを持っていると、かいていた汗と缶についた結露が混ざり、履いている靴に滴り落ちます。
ここが非常にポイントです!!!
皆さんご存知かと思いますが、ちいかわ達は普段靴を履いていません!
じゃあ、どうして「靴」と表現したのでしょうか?
私の考察では、「靴」=「労働」を意味しているのではないかと思います。
ハチワレ達は草むしりや採取など、軽作業の日雇い労働を日々行っています。
軽作業といえば、軍手と安全靴…(笑)
そして、「汗」という表現も労働中とイメージできます!
実際に、労働中に缶の飲み物で休憩するシーンが描かれていますし。
つまり、この部分の歌詞は、キンと冷えた缶カンを持って、労働中の休憩を取っている描写ではないかと推測します。
前述した、前半部分の雨の中の労働から帰ったという考察も合わせると、「ひとりごつ」は完全に労働者の日常を描いた歌であることがわかります!!!
ちいかわの世界では、労働はとっても重要な意味を持ちます。
「ひとりごつ」という曲で、それを表したとしても驚きはありませんね〜
ちなみに、ちいかわやハチワレ達は草むしりなどの軽作業以外にも、討伐という大きな労働をこなしています。
討伐についてはこちらをご覧ださい!
私のオリジナル考察なので、真相はわかりませんが、いろんな想像をして聞くことができる「ひとりごつ」はとっても深い曲であることがわかりますね!!
まとめ
今回はハチワレが歌う「ひとりごつ」について、タイトルや歌詞の意味について考察しました。
- 「ひとりごつ」は古語で「独り言を言う」という意味
- お話でも度々登場しているハチワレお気に入りの曲
- アニメ「ちいかわ」のエンディング曲にも選ばれている
- 「ひとりごつ」の歌詞の意味は「労働者の日常」と考察
- 歌詞にある「汗」や「靴」は「労働」を表している?
ハチワレが歌う「ひとりごつ」は何度も聞いていると、大人も思わず口ずさむ…
そんな癖になる曲です!!
意味について考えながら聞くと、もっと楽しめるかもしれませんね〜
これからアーティスト・ハチワレの新曲にも期待したいと思います!!!
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